岡山大学 産学共創枠組み「オープンイノベーションチャレンジ」を創設

岡山大学は、産学連携における企業ニーズと大学シーズのマッチング強化を目的に、学内産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」を創設し、企業の参加受付を開始した。

「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」では、大学との連携を希望する企業に対して、まず企業と大学の担当者がユニットを結成し、各学部・大学院、研究所などを巡る「学内産学共創活動」を実施。さらに学内活動で巡る部署毎で、秘密保持のもと双方からの課題や案などの提示・検討を行う「共創ピッチ」を開催し、より多くの研究者との出会いと産学共創の実現を目指す。

これまでの産学連携やオープンイノベーションでは、企業側は「大学と繋がりがない」「ニーズを大学の誰に伝えてよいかわからない」「大学内で自由に調査活動が行えない」といった課題があった。オープンイノベーションチャレンジによって、企業側はニーズ内容を的確に大学担当者、研究者に伝えられるようになり、共創ピッチでは研究者提案で企業側が予想しない新知見の獲得などが可能になる見込み。

20.06.30news2