上越教育大と平安セレモニー、「地域の活性化と人材の育成」で協定締結

国立大学法人上越教育大学(新潟県上越市、学長:林 泰成)と、平安セレモニー株式会社(新潟県上越市、社長:青木 省一)は、地域の活性化と人材の育成の一環として、協定を締結した。

この協定をもとに、大学生の芸術活動の発表の機会を増やし、地域社会へもよりよいPRの場として活用促進を目指すとしている。

上越教育大学は初等中等教育教員に研究・研鑚の機会を提供することを趣旨とする大学院修士課程と、初等教育教員を養成する学部をもち、学校教育に関する理論的・実践的な教育研究を推進する国立の新構想大学として、1978年10月1日に設置された国立大。

また、2008年に大学院学校教育研究科に専門職学位課程(教職大学院)を設置し、現在、学部の入学定員が160名、大学院は、専門職学位課程が190名、修士課程が20名の規模となっている。

一方の平安セレモニー株式会社は1969年創業の冠婚葬祭業で、上越・妙高・糸魚川市を中心に事業を展開。2020年1月に「株式会社雅裳苑」と資本業務提携、冠婚葬祭企業として新潟県内最大手のアークベルグループに参加しており、婚礼施設として上越市内にデュオ・セレッソとザ・グランスイートの2施設を展開するほか、葬儀施設を合わせて10施設展開している。

上越教育大学では、上越市内にて学生が発表できる場が一部の公共施設などに限られており、これらの施設が必ずしも満足のいく音響設備であったり視聴環境ではなく、また有料ホールなどはで施設利用料の負担が難しいという課題があった。

反面、平安セレモニーでは、婚礼施設としての大聖堂の稼働が土日に集中して平日の稼働率が低く、施設を認知してもらう利用法を検討していたということで、双方の課題を解決するとともに、地域の芸術活動を盛り上げる一助とするために協定の締結に至った。

22.9.2news3

平安セレモニー株式会社のプレスリリースより