情報活用能力調査(令和3年度実施)の速報を公表 文科省

文部科学省は12月27日、児童生徒が「情報活用能力」をどの程度身につけているかを測定するために情報活用能力調査(令和3年度実施)を実施、その結果の一部を公表した。 

同調査は、2022年1月~2月に実施されたもので、調査対象は国公私立の小学校、中学校、高等学校等479校(調査人数14,219人)。調査は、児童生徒を対象として、キーボードによる文字入力課題、問題調査、児童生徒質問調査を実施。また、学校を対象として、学校質問調査を実施した。いずれの調査もCBT(Computer Based Testing )で実施された。 

調査結果によると、児童生徒のICT機器(端末)の基本的な操作等の実態を確認する「キーボードによる1分間あたりの文字入力数」に関して、平均文字入力数は、小学校15.8文字、中学校23.0文字、高等学校28.4文字だった。また、キーボードによる1分間あたりの文字入力数が15文字未満の児童生徒の割合は、小学校51.2%、中学校23.3%、高等学校9.3%だった。調査結果の詳細は、下記から確認できる。
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/mext_00028.html

23.01.05news3

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