JTB、SDGs学習教材をセットにした「CO2ゼロ旅行プログラム」発売

株式会社JTBは、カーボンオフセットの仕組みを取り入れた旅行商品「CO2ゼロ旅行(R)」に、SDGsの本質理解をアクションにつなぐ学習教材「SDGsワークショップ ~Decade of Action~」をセットにした新商品「CO2ゼロ旅行プログラム」を、修学旅行や校外学習などの探究学習を実施する教育機関向けに販売開始することを発表した。

「CO2ゼロ旅行」とは、カーボンオフセットの仕組みを利用した旅行で、CO2を排出しないで発電するグリーン電力(自然エネルギーによる発電/風力・ソーラー・バイオマス発電など)の価値を購入して旅行することで、間接的に旅行中に排出されるCO2を打ち消すことができるもの。同社では、グリーン電力を購入することで、発電施設の維持・拡大にもつながるため、将来の再生可能エネルギーの自給率向上にも貢献するとしている。

本プランで提供されるワークショップは2コマ100分、参加人数は20名以上からで、集合形式で動画素材を元に、オリジナルのワークシートも用いながらSDGs学習を従来の「認知フェーズ」から「行動フェーズ」へと進化させることを目指す。

ワークショップ実施後は、削減したCO2量の算出に加え、同社独自のアンケート調査によってSDGsに関する取り組み姿勢を測定し、効果の可視化も行うという。初年度である2022年度は100,000名の生徒の利用を目指す。

21.12.3news3

JTBプレスリリースより