文科省、2025年度「日本型教育の海外展開応援プロジェクト」の公募を開始

文部科学省は4月25日、民間教育事業の海外輸出を支援する「日本型教育の海外展開(EDU-Portニッポン)応援プロジェクト」の2025年度公募を開始した。

「日本型教育の海外展開(EDU-Portニッポン)」は、高い基礎学力や規律ある生活習慣を育むとして国際的に関心を集めているわが国の教育の海外輸出を後押しすべく、官民協働のプラットフォームを構築する事業で、2016年開始。

その一環として2021年から行われているのが「応援プロジェクト」。日本型教育の海外輸出を実際に行う民間事業を募り、採択された事業を前述のプラットフォームを通じて支援している。

支援の内容は、実施経費(一部)の負担、日本大使館の協力、現地機関との調整・仲介(推薦レターの発行、現地機関による日本の学校視察受け入れ支援等)、スクールビジット(現地機関による日本の学校視察)の受け入れなど。

昨年度は、ミズノ株式会社によるベトナムへの運動プログラム導入事業や、ヤマハ株式会社によるインドへの音楽教育導入事業など9件が選定された。

公募は5月23日まで行われ、5月中旬から6月にかけて審査が実施される。同月下旬には結果が公表され、7月には支援が開始される予定。

公募要領等、詳細は以下より。
https://www.eduport.mext.go.jp/case/support-project/offering/

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