『月刊先端教育』2025年6月号「世界の潮流から読み解く リスキリングの展望」発売
5月1日、『月刊先端教育』2025年6月号「世界の潮流から読み解く リスキリングの展望――人材育成とHRテックの新局面」が発売されます。
現在、急速なテクノロジーの進化と雇用環境の変化が、人材育成や組織開発のあり方を世界的に変えつつあります。この変化の中、日本企業はどのような課題に直面し、どのような取組みを求められているのでしょうか。
このような問題意識から、特集1は「世界の潮流から読み解く リスキリングの展望」をテーマにしました。
有識者への取材を通じ、スキルベース組織やジョブ型人事への転換、生成AIやHRテックの導入など、人と組織の成長に向け、日本企業が取り組むべき施策と今後の方向性に迫りました。
特集2は、「少子化時代の学校改革」をテーマにしました。
これまで100万人を超えて推移してきたわが国の15歳人口は、2029年に100万人を割り込み、2038年には約74万人にまで減少する見込みです。
学校の統廃合や小規模化が進む中、どのような学校制度や教育改革がいま、求められているのでしょうか。「遠隔授業」「チーム担任制」「部活度の地域移行(展開)」「入試制度改革」をキーワードに検証しました。
地域特集は「岐阜県」です。
県の教育行政は「豊かな人間性」の育成に重点的に取り組み、岐阜大学は「学び、究め、貢献する」人材の輩出に力を注いでいます。
さらにコー・イノベーション大学(仮称・設置認可申請中)が開学を予定するなど、共創に向けた人づくりが進み、民間においても、岐阜発の新モデル創出を目指す数々の挑戦が始まっています。
岐阜県を舞台に展開される多様な教育・人材育成プロジェクトに迫りました。
以下の記事は5月8日まで無料公開しています。ぜひご覧ください。
【特集1】世界の潮流から読み解くリスキリングの展望――人材育成とHRテックの新局面
スキルを軸に人材を動かす「スキルベース組織」という新戦略
小出 翔(グローネクサス 代表取締役)
【特集2】少子化時代の学校改革
不公平な「単願制」を変える鍵 受入保留アルゴリズム(DA)導入を
野田 俊也(東京大学大学院経済学研究科 講師、東京大学マーケットデザインセンター(UTMD)プロジェクトマネージャー)
【地域特集】岐阜県
行政や地域事業者と連携し、新たな挑戦に踏み出す人を支える
内山 大志(フィノーカル 代表取締役)
【特集1】世界の潮流から読み解くリスキリングの展望――人材育成とHRテックの新局面
最新テクノロジーの活用を AI時代のリスキリング戦略
編集部
スキルを軸に人材を動かす「スキルベース組織」という新戦略
株式会社グローネクサス 代表取締役 小出翔
イノベーティブな組織を支えるHRのテクノロジーと科学
株式会社シンギュレイト 代表取締役 鹿内学
AIエージェントの時代が到来 AIと協働するWith AIの世界へ
株式会社ギブリー 取締役CAIO 山川雄志
同社 生成AIリスキリングソリューション 統括 小泉晴紀
世界標準の「ジョブ型人事」はリスキリングへの意欲を高める
青山学院大学大学院 国際マネジメント研究科 教授 須田敏子
AIと社会の共生・共創でみるこれから必要な人材育成と学び
東京科学大学 データサイエンス・AI 全学教育機構
【特集2】少子化時代の学校改革
少子化時代にこそ問われるいま必要な学校制度・教育改革とは?
編集部
不公平な「単願制」を変える鍵 受入保留アルゴリズム(DA)導入を
東京大学大学院経済学研究科 講師、東京大学マーケットデザインセンター(UTMD)プロジェクトマネージャー 野田俊也
スポーツ人材DBを活用し部活動の地域移行・連携を支援
株式会社アーシャルデザイン Athlete Box事業部 事業部長 加藤颯孝
小中学校の事例研究からみる「チーム担任制」の成果と課題
兵庫教育大学大学院 学校教育研究科 准教授 安藤福光
離島の小規模高校でも多様な科目選択を可能に
鹿児島県遠隔授業配信センター 有嶋宏一
同センター 秋野隆之
【地域特集】岐阜県
ふるさと教育で豊かな人間性を育成
岐阜県教育委員会 教育長 堀貴雄
数字で見る岐阜県の教育
編集部
特色ある研究からイノベーションを
東海国立大学機構 副機構長・大学総括理事/岐阜大学長 吉田和弘
人が集い、交流する公共図書館
元・みんなの森 ぎふメディアコスモス 総合プロデューサー 吉成信夫
街をキャンパスに未来を共創
コー・イノベーション大学(仮称)理事・副学長候補/現 岐阜大学教授 髙木朗義
優秀な人材が活躍できる場を創出
株式会社リーピー 代表取締役 川口聡
新たな挑戦に踏み出す人を支える
フィノーカル株式会社 代表取締役 内山大志
オルタナティブスクールを開校し、「学びの選択肢」を広げる
NPO法人スマイルバトン 代表理事 三原菜央
領域横断で「新たな教育」を探究
株式会社Edo 代表取締役 関口祐太
「共に育ち合う社会」を目指す
一般社団法人ヒトノネ 代表理事 篠田花子
地域密着で学力向上を支える学習塾
プロジェクトリーズ株式会社 専務取締役 石田栄治
【連載】
巻頭言:「人財戦略」を司るリーダーが不可欠
一般社団法人日本CHRO協会 理事長 中井戸信英
トップインタビュー:「教育と実践の両輪」で人材不足時代の正解に挑む
パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社 代表取締役社長 市村和幸
理念に基づく経営と広報:広報とメディアの間に生じる『ずれ』にこそ価値がある
日経ビジネス編集長 熊野信一郎
フロントランナーの構想と実践:仮設住宅から探究学習にも活用 インスタントハウスが拓く未来
名古屋工業大学大学院 工学研究科 教授/株式会社LIFULL ArchiTech 共同代表 北川啓介
戦略的経営と大学改革の未来:産業界に博士人材活躍の場を 日本企業の進化を支える未来戦略
株式会社インディードリクルートパートナーズ HRエージェントDivision ソリューション統括部 HRソリューション部 グループマネジャー 藤木将平
新世紀の学び舎:圧倒的な多国籍環境を実現「開学25周年」を迎えたAPUの挑戦
立命館アジア太平洋大学
(新連載)地域から拓く新たな学び:生きる力を育む学びを届ける 今、地域で社会教育事業に取り組む意味
株式会社コエルワ 代表取締役 阿曽沼陽登
SDGs探究実践:生徒の「やってみたい」を起点に教育と社会を繋げるプラットフォーム
一般社団法人e-donuts 代表理事 藤原彪人
リスキリング最前線:ラーニングカルチャーの醸成へ 学びの共有が企業価値を高める
株式会社ベネッセコーポレーション
VUCA時代のリカレント教育:アートとケアの接点を学び実践する東京藝術大学「DOORプロジェクト」
東京藝術大学 社会連携センター センター長/教授 伊藤達矢
同大学 芸術未来研究場 特任助教 藤原旅人
F-SOAIPで好循環と協創を:
先駆的IPEに取り組む医療福祉系大学の
作業療法士養成・実習教育へのF-SOAIP導入
国際医療福祉大学 保健医療学部 作業療法学科 教授 藤本幹
自著を紐解く:『会社はあなたを育ててくれない』
リクルートワークス研究所 主任研究員 古屋星斗
社会構想大学院大学「社会教育士会」発足記念講演:社会教育が地域コミュニティを支える
大正大学 地域創生学部 教授/中央教育審議会 生涯学習分科会 副分科会長 牧野篤
大和ハウス工業「コトクリエ社会共育プロジェクト」:
「まち×探究×居場所空間」で独自の共育カリキュラムを開発
大和ハウス工業 みらい価値共創センター センター長 川島英彦、
同センター 副センター長 熊野和美
京都大学大学院 教育学科研究科 准教授 石井英真
実務家教員という生き方:NHK等を経て大学教員に転身「イベント&アート」を追求する
東京成徳大学 経営学部 非常勤講師 浜野伸二
(新連載)地域を「つなぐ」ブリッジ人材:地域プロジェクトマネージャー養成課程
教育CIOの最前線:教育情報化の伴走者を養成する教育課程――「教育CIO養成課程」への評価
社会構想大学院大学 准教授 橋本純次
12人の社会構想家に学ぶグランドデザイン:時代の不確実性を可能性に転換するには――福沢諭吉のグランドデザイン
社会構想大学院大学 社会構想研究科 研究科長・教授 先﨑彰容
順天高等学校:社会課題を解決する「探究コンテスト」
令和時代の教育デザイン:「おおぞら高校」でなりたい大人に
日本デザイン振興会 常務理事 矢島進二
月刊「先端教育」公開インタビュー:VUCA時代の個人と組織に重要なプロティアン・キャリアとは
一般社団法人プロティアン・キャリア協会 代表理事/4designs株式会社 代表取締役 有山徹
【イベント&コラム】
TOPICS
社会構想通信
BOOKS『人材マネジメントの革新――理論を読み解くための事例集』