城西大、千代田区と連携協定を締結 EBPMを支えつつデータサイエンス人材を育成

城西大学は5月7日、千代田区と連携協定を締結した。

区が進めるEBPM(証拠に基づく政策立案)をデータサイエンスの専門的な知見にもとづき支援すると同時に、同分野の人材育成に取り組む。 

城西大は4月、理学部に新学科「情報数理学科」を開設。ビジネスや行政の中心地である紀尾井町にキャンパスがあることから、企業や官公庁とも連携しつつ、統計やデータサイエンス、AIを駆使し課題解決を図ることのできる人材の育成に取り組んでいる。

一方、千代田区は、行政の透明化に向けEBPMを推進。データ整備を進めるとともにオープンデータに注力してきた。今後はそうしたデータを活用し、社会の変化を的確に捉えることで、政策立案を図っていく。

その試みに、情報数理学科がデータサイエンス分野の専門的な知見をもとに協力する。学生のデータ分析スキル向上など、人材育成も期待できることから、各々が進める取組みの相互発展を図りたいとしている。 

teiketsu_waifu2x_noise0_scale2x締結式の様子。左より、樋口高顕・千代田区長、藤野陽三・城西大学長。千代田区プレスリリースより