外国人留学生、33万6,700人で過去最多 日本人留学生は2023年でコロナ前の8割程度
文部科学省は4月30日、独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の調査にもとづき、日本人学生の海外留学状況、および外国人学生の日本留学状況について発表した。
それによると、2023年度に海外に留学した日本人学生は8万9,179人。前年度(5万8,162人)から53.3%と大幅に増加した。
コロナ前の水準(2018年11万5,146人、2019年10万7,346人)までは戻っていないものの、急速に回復しつつあることが判明した。
留学先については、アメリカ合衆国が1万3,517人でトップ。 オーストラリア(9,163人)、韓国(8,384人)、カナダ(7,621)、台湾(5,048)、イギリス(5,037人)と続いた。
一方、日本に留学している外国人学生は、昨年5月1日現在で33万6,708人。前年度(27万9,274)から20.6%も増加し、コロナ前の水準(2018年29万8,980人、2019年31万2,214人)をも超えて過去最多となった。
出身国・地域は、中国が12万3,485人でトップ。ネパール(6万4,816人)、ベトナム(4万323人)、ミャンマー(1万6,596人)、韓国(1万4,579人)、スリランカ(1万2,269人)と続いた。
調査結果の詳細は以下から確認できる。
https://www.mext.go.jp/content/20250430-mxt_kotokoku02-000027891_1.pdf