慶應大、日経新聞社らと連携し宇宙ビジネス人材育成プログラムを提供

慶應義塾大学は3月17日、株式会社日本経済新聞社らと連携し、宇宙ビジネス人材育成プログラム「UNIVERSE UNIVERSITY」を開始することを発表した。

大学生、大学院生、高専生、若手社会人を主な対象とし、宇宙ビジネスの事業開発や国際展開を先導する人材を育成する。

同大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科が、日経新聞社、株式会社ベネッセコーポレーション、宇宙事業を手掛けるSpaceBD株式会社と連携して提供する。

国の2024年度「『宇宙×人文社会』分野越境人材創造プログラム」事業に採択されており、理工学分野にとどまらず、哲学や法学、国際関係論、システム工学やプロジェクトマネジメントといった領域の学びも提供。宇宙ビジネスに必要な知識と技能を横断的に培う。

講義はベネッセのオンライン動画プラットフォーム「Udemy」(ユーデミ―)で配信。講義に加え、ケーススタディ、ワークショップ、インターンシップ、キャンプといった多様な形で学びを提供する。

学術・産業・報道機関の連携により、宇宙ビジネス人材を数多く輩出したいとしている。

Image by Andrei Armiagov (Adobe Stock)