子どもや家族を取り巻く課題はオンライン化、食料・物資支援、居場所

株式会社ミクシィ(東京都渋谷区、代表取締役社長:木村弘毅)のVantageスタジオが提供する家族向け写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね」が立ち上げた『みてね基金』は、2020年7月から約1年実施した第一期の助成活動が終了したことをふまえ、助成・支援先の53団体の活動レポートをもとに、事象や課題を報告した。

第一期では、新型コロナウイルス感染症拡大による影響で緊急支援が必要となった子どもやその家族を支援する活動を対象に、53団体を支援。助成先53団体の支払明細書を集計し、『みてね基金』の助成金を含む資金の使用用途を分析した。

その結果、助成金は主にコロナ禍で困難に直面した子どもやその家族を直接的に支援する人材の費用、支援物資購入や支援活動のオンライン化に伴う費用として使われていることがわかり、「オンライン化」「食料・物資支援」「居場所」という3つの観点が浮かび上がった(分析の詳細は『みてね基金』のnote https://fund.mitene.us/n/nff78bd937a38で公開)。

なお、同基金では現在、第二期の支援を行っており、20団体に約6億円の助成を行っている。助成プログラムは、他の団体や地域にも波及しうる革新的で優れたアイデアをもつ団体へのまとまった資金・支援提供を行う「イノベーション助成」と、子どもや家族に寄り添いながら地道に活動を続けている全国各地の団体の成長への資金・支援を行う「ステップアップ助成」の2種類。取締役ファウンダーの笠原健治氏は、「子どもとその家族に関わる課題の解決を継続的に行えるよう、今後も全力で支援してまいります。そして、すべての子どもやその家族が幸せに暮らせる世界の実現を目指していきます」とコメントしている。

21.11.19news3

支援先のひとつ、特定非営利活動法人Chance For Allは子どもたちが気軽に立ち寄れる居場所「駄菓子屋irodori」を2021年7月にオープン

ミクシィプレスリリースより