アジャイルに動き、小さな失敗から学ぶ「探索的」経営と人材の重要性

経済の血液とも言われる金融。デジタル化やサステナビリティの重視などで他の業界同様、変化のときを迎えている。ESG金融にも早期から取り組むニッセイアセットマネジメントの大関洋氏は、今後はアジャイルかつ探索的な学びが必要と話す。

変容する金融業界
投融資の新たな物差しが必要

大関 洋

大関 洋

ニッセイアセットマネジメント株式会社
代表取締役社長
1987年東京大学理学部物理学科卒業後、日本生命保険相互会社に入社。国内債券ポートフォリオ・マネージャー、グローバル・クレジット投資・オルタナティブ運用を所管する金融投資部長や財務企画部長、取締役執行役員、米州・欧州総支配人を歴任し、2020年3月より現職。1999年証券アナリストジャーナル賞受賞。2008年ペンシルバニア大学ウォートン校 上級マネジメントプログラム(AMP)修了。

長い歴史と実績をもつ日本生命グループの資産運用力を結集し、1995年に設立された資産運用会社ニッセイアセットマネジメント。現在のESG投資の流れを作る転換点のひとつとなった『国連投資責任原則(国連PRI)』へ、2006年の発足当初に署名。責任ある投資家として、持続可能な社会の実現と資本市場の健全な発展を後押しする。

(※全文:2211文字 画像:あり)

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