組織のDX・成功の鍵はトップの大局観把握と変革への投資の決断力
この言葉を見ない日はないほど人口に膾炙した「DX」。しかし、その本質を理解して実際に推進できている企業・教育機関は多くない。DXを真に理解し、次の社会を切り開く人材を育てるために必要なこととは何か、東洋大学 INIAD学部長の坂村健氏に聞いた。
待ったなしのDX、
まず学ぶべきは組織のトップ
東洋大学 INIAD(東洋大学情報連携学部)学部長、東京大学 名誉教授
日本を代表するコンピュータ・サイエンス研究者の1人である坂村健氏。現在、世界シェアの約60%を占める、組込みOS『TRON』の構築者として知られている。1980年代から、現在『モノのインターネット(IoT)』と言われる、あらゆるものがネット接続された世界の概念を構想し、それを実現するためのコンピュータ・アーキテクチャ『TRON』を構築してきた。
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