脱炭素を実現する人材に必要な「世界への感度」とファイナンスの知恵
2050年のカーボンニュートラル実現に向け、世界中で脱炭素への動きが加速している。脱炭素を実現する人材に必要な学びとは何か、日本における環境金融ストラテジストの先駆けであり、サステナビリティの社会実装に取り組む吉高まり氏に聞いた。
金融機関での実務経験を
活かし、環境ビジネスの世界に

吉高 まり
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 経営企画部副部長 プリンシパル・サステナビリティ・ストラテジスト
1984年明治大学法学部卒業後、IT企業、米国投資銀行等に勤務。ミシガン大学環境・サステナビリティ大学院科学修士。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士(学術)。2000年三菱UFJモルガン・スタンレー証券にてクリーン・エネルギー・ファイナンス部を立ち上げ、環境金融コンサルティング業務に従事。2009年より慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 非常勤講師として環境ビジネスデザイン論を担当。2021年9月にグリーン・サステナビリティ分野の事業・ビジネスの実装を推進する一般社団法人バーチュデザインの代表理事に就任。
2000年に三菱UFJモルガン・スタンレー証券でクリーン・エネルギー・ファイナンス部を立ち上げた吉高氏は長年、環境金融コンサルティング業務に従事してきた。近年は内閣官房や環境省、経済産業省などの審議会・研究会の委員も多数務める。
(※全文:2366文字 画像:あり)
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