地域を活性化するのは「課題解決」思考でなくビジョン・ストーリーを語る人材
各地で言われる「地域活性化人材」の不足。長年地域づくりや場づくりの支援に取り組んできたエンパブリック・広石拓司氏は、マイナスを埋める「課題解決思考」ではなく、夢を語りビジョンを描く思考をもつ人材の育成が必要だと話す。
地域活性化人材に必要な資質
広石 拓司
深い山に囲まれた地域があるとする。多くの人は「携帯電話の電波もつながらない寂しい場所だ」と思うだろう。一方で「自然をこんな近くに感じられるし、デジタルデトックスもできるなんて最高!」と考えることもできる。広石氏は「地域活性化がうまくいっている地域とそうではない地域の違いは、ここにあります」と話す。
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