野田聖子・内閣府特命担当大臣が語る、「活力ある日本」のための方策

地方創生実現に向けた課題は、少子化対策や男女共同参画とも密接な関係にある。内閣府特命担当大臣として、これらの一体的な解決に取り組む野田聖子氏に、日本を活性化する人材育成や女性活躍に向けて求められることを聞いた。

ネガティブをポジティブに変え、
日本の価値を上げる

野田 聖子

野田 聖子

内閣府特命担当(地方創生、少子化対策、男女共同参画)大臣、女性活躍担当大臣、こども政策担当大臣、孤独・孤立対策担当大臣
1960年福岡県出身。1983年に上智大学卒後、帝国ホテル入社。1987年、岐阜県議会議員。1993年に衆議院議員に初当選。郵政大臣、内閣府特命担当大臣(消費者、食品安全、科学技術政策)、総務大臣、内閣府特命担当大臣(男女共同参画・マイナンバー制度)等を歴任し、2021年11月より現職。

──特命担当大臣として地方創生・少子化対策・男女共同参画のほか、女性活躍や子ども政策、孤独・孤立対策も担当されています。

一見バラバラな分野に見えますが、課題はすべてつながっていて、きちんとやり遂げれば“日本のプライス”は上がるはずです。現在はそれぞれにおいてマイナス面が目立ちますが、ネガティブをポジティブに転換すれば、日本の国としての価値が上がるでしょう。私は長い間、そのような『リ・スタートアップ』が必要と考え、活動してきました。

(※全文:2197文字 画像:あり)

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