中高生の半数近くがSNS、約8割がYouTubeを勉強に活用

学習管理アプリ「Studyplus」を提供するスタディプラス株式会社は12月18日、中高生を対象に行った、学習を目的としたSNSおよびYouTubeの利用に関する調査の結果を発表した。

調査は10月から11月にかけて、全国の「Studyplus」ユーザーの中高生を対象に実施。2,294名から回答を得た。内訳は、中1が78名、中2が110名、中3が387名、高1が387名、高2が438名、高3が894名。

勉強にSNSを利用しているか尋ねたところ、「はい」が44.6%。「いいえ」(55.4%)こそ下回ったが、半数近くに上った。学年別では、高1が50.1%で最高、高3が41.1%で最低だった。

「はい」と回答した人(n=1,023)に、具体的にどのようなSNSを利用するか尋ねたところ、「LINE」が45.4%でトップ。「Instagram」(30.6%)、「X」(14.0%)、「TikTok」(12.7%)と続いた。

LINE、TikTokは高校生(それぞれ44.0%、10.4%)よりも中学生(それぞれ49.2%、19.6%)の間で、Xは中学生(9.6%)よりも高校生(15.5%)の間で利用されていた。

SNSを具体的にどのように勉強に活用しているか尋ねたところ、「勉強方法や勉強内容に関わる情報収集」が75.0%でトップ。「モチベーションを維持するための勉強記録」(59.2%)、「友だちとの勉強通話」(23.7%)、「タイムラプス撮影」(9.1%)、「勉強風景のライブ配信」(4.8%)と続いた。

一方、YouTubeを勉強に利用しているか尋ねたところ、「はい」が76.5%。「いいえ」(23.5%)を大きく上回った。

学年別では、高3が81.8%で最高、中2が62.7%で最低だった。中学生ではいずれも65%前後、高校生ではいずれも80%前後で、中学生よりも高校生の間で活用されていることが判明した。

「はい」と回答した人(n=1,755)に、具体的にどのようなコンテンツを利用しているか尋ねたところ、「授業動画」が81.6%でトップ。「勉強法動画」(39.5%)、「勉強のモチベーション動画」(37.2%)、「勉強ライブ配信」(31.6%)と続いた。

調査結果の詳細は以下から見ることができる。
https://www.trend-lab.studyplus.jp/post/20241218

スタディプラス プレスリリースより