京都産業大、2026年春に新学部「アントレプレナーシップ学環」を設置予定
京都産業大学は9月20日、新学部「アントレプレナーシップ学環」(仮称)を2026年4月に設置することを発表した。
起業家はもちろん、企業内起業家(イントレプレナー)や新規事業企画人材、事業承継者など、ビジネスアイデアを考案・精緻化し、その実現に向けて挑戦する姿勢、すなわち起業家的精神(アントレプレナーシップ)を持った人材を育成する。入学定員は30名。
京都産業大は1965年設立。10学部10研究科、約1万5,000人の学生を擁する。すべての学部・研究科がひとつのキャンパスに集まっているのが特徴。
ビジネスアイデアを実現するためには、経営学や法学、社会学の知識が必要になるが、この「一拠点大学」という特徴を生かし、多様な「共通教育科目」や、経営学部、法学部、現代社会学部との連携により、幅広い学びを実現する。
ビジネスコンテストへの出場や実際の起業を体験する「セルフ・カルチベーション」や、先輩起業家と交流する「スタートアップ・ワークショップ」など、専門教育科目では実践的でリアルな学びを提供。これにより、社会の発展に向けて事業の創出・革新を行うことのできる人材を育成する。
内容は予定であり、変更の可能性がある。
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