松屋フーズホールディングスが「奨学金返済支援制度」を導入
株式会社松屋フーズホールディングスは11月6日、SDGs(人的資本経営)の一環として、松屋フーズグループに所属する従業員が学生時代に借り入れた奨学金の返還を支援する「奨学金返済支援制度」を導入、2024年1月より運用を開始することを発表した。
現在、大学生の約半数が奨学金を利用しており、平均借入額は324万円(貸与型)。新社会人にとって、経済的な余裕がない時期から始まる返済は大きな負担となる。このような社会的な問題の解決の観点から、松屋フーズグループでは、本制度を導入し、若手従業員の働きやすい環境整備を志向する。
同制度は、一人当たりの返済支援総額は最大200万円(元利合計)。最大5年間の返済全額を支援する。また、「松屋フーズグループ所属の正社員・無期雇用パートおよびアルバイト」を対象者とし、国内すべての奨学金(貸与型)を対象としている。
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