ガイアックス、探究型アントレプレナーシップ教育を高大10校に無償提供
若年層向けアントレプレナーシップ教育プログラム「起業ゼミ」を提供する株式会社ガイアックスは3月8日、東京都のビジネスプランコンテスト「TOKYO STARTUP GATEWAY」を受託運営する特定非営利活動法人ETIC.(エティック)と開発した探究型起業家教育プログラム「ETIC. × 起業ゼミ」を、希望する関東圏の高校や大学10校に無償で提供すると発表した。
ガイアックスは2020年よりアントレプレナーシップ教育を行う中で、プログラムがアイディアの考案や校内での発表にとどまること、またプログラムの終了とともに生徒たちの活動がストップしてしまうことに課題を感じていた。そこでエティックと連携し、出口を「TOKYO STARTUP GATEWAY」に置くことで、プログラム終了後も生徒たちが活動を継続できる「ETIC. × 起業ゼミ」を開発した。
参加者は自らの興味・関心や専門性から課題を発見し、ビジネスアイディアの考案と試作品の開発に取り組み、プログラム終了後は「TOKYO STARTUP GATEWAY」にエントリーする。アイディアを考えるだけでなく、コンテストにエントリーし、その先の社会実装までを目指す。プログラムの具体的な流れは以下の通り。
課題設定
・新しい商品・サービスがどこから生まれるのかを知る
・社会に目を向け、世の中にどのような課題があるかを知る
・洗い出した課題の中から、自分自身が解決のために没頭できるものを1つ選ぶ
プロトタイプ制作
・アイディアを形にするプロトタイプ制作のスキルを身につける
情報収集
・起業におけるインタビューの重要さやコツを知る
・実際に課題を抱えている人へのインタビューの準備を行う
整理・分析
・アイディア発想法を用いて、課題を解決するアイディア(= 商品・サービス)を考案する
・身近な商品・サービスからマネタイズ(= お金を稼ぐ方法)にはパターンがあることを知る
・自分が考案した商品・サービスのマネタイズ方法を考える
まとめ・表現
・考えたアイディアを資料にまとめ、発表する
・TSGエントリーの準備を行う
・考えたアイディアでTSGにエントリーする
4月から6月にかけて、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県に所在する、希望する高等学校、中等教育学校(4年生以上)、大学、高等専門学校10校において実施する。10校を超える応募があった場合は審査を行う。
詳細は以下から見ることができる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000616.000003955.html