少人数によるきめ細かな指導体制・環境整備へ 教育再生実行会議

政府の教育再生実行会議は9月8日、少人数によるきめ細かな指導体制・環境整備の議論を中心に、初等中等教育ワーキング・グループの第1回を開催した。

同ワーキング・グループでは、ポストコロナ期も見据え、令和時代のスタンダードとしての「新しい時代の学びの環境の姿」を描き、特に、少人数によるきめ細かな指導体制の計画的な整備や関連する施設設備等の環境整備を進める方向で議論する。

参加した各委員からは、施策の前後でデータを取得することの重要性や、均一的な少人数化というのではなく、少人数化を柔軟に使える制度にすべきといった声が挙げられた。また、第1回会議の成果文書として「今後、予算編成の過程において、関係者間で丁寧に検討することを期待する」という記載が盛りこまれた。

初等中等教育ワーキング・グループの会議資料等は下記リンク先を参照。

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouikusaisei/jikkoukaigi_wg/syotyutou_wg/dai1/siryou.html

20.09.10news3

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