埼玉県、大学生と県議会議員の意見交換会の参加者を募集 10月開催予定
埼玉県は5月12日、10月に開催予定の大学生と県議会議員の意見交換会について、参加者の募集を開始した。
埼玉県は県政、ひいては政治一般への若者の関心を高めるべく、昨年度から、県内の大学および短大に通う学生と県議会議員の意見交換会を実施している。
昨年度は10月11日、県議会議事堂にて「若者と政治の距離をどう縮めるか、若者の政治離れについて――地方議会としては何をすべきか」をテーマに開催。埼玉大学、獨協大学、立教大学の18名の学生が参加した。
学生と議員はグループに分かれて意見交換を行い、出された意見を、各グループを代表する学生が全体に向けて発表した。
若者の政治への関心を高める方策として、学生からは、議員の仕事に密着した動画を制作する、SNSで意見を汲み上げ、議会で取り上げられた人にはDMが届く仕組みを作るといった意見が出され、参加議員からは、自身では思いもつかない視点を学んだなどの感想があった。
今年度も10月に実施。昨年度は意見交換のみだったが、今年はそれに先立ち、事前学習として県議会にて一般質問の傍聴も行う。傍聴は9月下旬から10月上旬にかけての1日に1時間程度、意見交換会は10月10日の17:00から2時間程度行われる予定。テーマは未定。
同一の大学もしくは短大に通う2人以上で応募し、教員または職員を連絡責任者とする必要がある。募集は6月27日まで。詳細・応募は以下より。
https://www.pref.saitama.lg.jp/e1601/ikenkoukankai.html