高校生の約半数が推薦型選抜での大学受験を希望 民間調査
一般選抜が主流とされてきた大学受験の姿が変わりつつある。全国の高校生850名を対象とする調査の結果、推薦型選抜による受験を希望する高校生が約半数に上ることが分かった。
個別指導塾「明光義塾」を運営する株式会社明光ネットワークジャパンは4月23日、「高校生の志望校選びに関する実態調査」の結果を発表。
それによると、希望する受験方式について、「学校推薦型選抜(指定校推薦・公募推薦など)」との回答が48.0%と、半数近くに上った。「総合型選抜(旧AO入試)」も30.9%と、3割を超えた(画像参照)。
依然として最多は「一般選抜」(63.6%)であったが、学校推薦型選抜や総合型選抜といった推薦系の受験方式も、高校生にとって一般的な選択肢となってきていることが伺えた。
志望校選びの際、入試方式(一般/推薦)をどの程度重視しているか尋ねたところ、「入試方式を最優先で考えている」は14.0%。「志望校を決めてから入試方式を検討している」(33.4%)を大きく下回り、入試方式で志望大学を決めている高校生はそれほど多くないことが判明した。
志望校の情報をどのようにして得ているか尋ねたところ、「オープンキャンパス」が47.6%で最多。僅差で「大学のホームページ」(47.3%)が続いた。実際に大学の雰囲気を体感できるオープンキャンパスの方が、依然としてデジタルよりも重視されていることが分かった。
調査結果の詳細は以下から確認できる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000240.000071552.html