データサイエンティストを育成し 人財で勝つレジリエントな組織に

「人財で勝つ会社」を経営方針に掲げる AGC では、多様な人財育成プログラムを導入している。独自のデータサイエンティスト育成プログラム「Data Science Plus」のほか、経営を担う人財に求められる能力や資質を明確化した「リーダーシップコンピテンシーモデル」も策定している。

西田 直哉

西田 直哉

AGC 株式会社 人事部 人事戦略統括担当部長
1991年に旭硝子(現 AGC)に入社、営業を経てグローバル人事部門に異動。国内拠点総務担当部長、中国拠点統括人事総監を経て、2017年より現職。経営人事、横断的スキルネットワーク活動、組織風土等のマネジメントを手がける。

世界最大手のガラスメーカー、AGC では、2017年から「人財で勝つ会社」を経営方針の一つに掲げ、その実現に向けた様々な人財育成プログラムを導入している。「人は財産」という考えから、「人財」という言葉を用いている。

2019年10月には、独自のデータサイエンティスト育成プログラム「Data Science Plus」を確立した。このプログラムでは、化学や素材の知識に加え、高度なデータ解析スキルを持つ「二刀流人財」を育成する。2022年までに、国内外のグループ社員から、50人以上のハイレベルな…

(※全文:1660文字 画像:あり)

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