学校関係者における新型コロナウイルス感染症の感染状況を公表　文科省　

文部科学省では2月26日、学校が本格的に再開し始めた令和2年6月1日から令和3年1月31日までの間の感染状況について取りまとめた内容を公表した。

学校関係者全体の感染状況については、令和2年6月1日から令和3年1月31日までの間、児童生徒12,107人、教職員1,586人、幼稚園関係者604人の感染の報告があった。また、児童生徒の感染状況では、感染経路は小学校の児童の79%が「家庭内感染」である一方、高等学校の生徒は、「家庭内感染」と「感染経路不明」がそれぞれ33%、「学校内感染」が25%となっている。

教職員の感染経路は、「感染経路不明」が55%、「学校内感染」が12%だった。また、同一の学校において複数の感染者が確認された事例の状況では、「学校内感染」及び「感染経路不明」を含め、同一の学校において複数の感染者が確認された事例は、1,087 件あり、そのうち、5人以上確認された事例は236 件だった。

幼稚園関係者の感染状況については、幼児375人、教職員229人の感染の報告があった。文部科学省では、関係省庁や学校の設置者と連携し、引き続き、感染症対策の徹底に取り組んでいく、としている。詳細は下記リンク先を参照。

https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/2020/1413767_00003.htm

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