企業の法務担当者の悩み、トップ3は「人手不足」「業務量の多さ」「業務内容理解の難しさ」

弁護士法人Authense(オーセンス)法律事務所は11月7日、企業の「法務部が抱えるお悩み実態調査」の結果を発表した。

調査は10月、従業員100名以上の企業の法務担当者を対象に実施。110名から回答を得た。

仕事上の悩みについて尋ねたところ(複数回答可)、「人手不足」が54.5%でトップとなった。「業務量の多さ」(52.7%)、「業務内容理解の難しさ」(38.2%)、「他部署とのコミュニケーションの難しさ」(35.5%)と続いた(画像参照)。

「人手不足」と回答した人(n=60)に、具体的な内容について尋ねたところ(複数回答可)、「法務専門のスキルや経験を持つ人材の不足」(76.7%)と「求人を出しても適切な応募者が来ない」(58.3%)がトップ2となった。

業務内容の専門性や業務量の多さから、人材の確保が難しいことが伺われた。

また「採用してもすぐにやめてしまい人材が定着しない」との回答も53.3%に上った。

実際、何らかの悩みがあると回答した人(n=101)に、その悩みのせいで離職を検討したことはあるか尋ねたところ、「検討した経験がある」が30.7%、「今も検討している」が34.6%に上り、離職意向の高さが浮き彫りとなった。

調査結果の詳細は以下から見ることができる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000194.000016206.html

Authense法律事務所プレスリリースより