東京薬科大生命科学部、アントレプレナー養成など新プログラム設置

東京薬科大学 生命科学部は1月6日、Society5.0の社会を牽引する人材に必要な次世代スキルを3つ定め、学科横断的に履修できる3つのプログラムを新たに設置した。

同大生命科学部には、分子生命科学科・応用生命科学科・生命医科学科があるが、各々が所属する学科の特徴を活かし、生命科学や社会のさまざまな分野でクリエイティブに活躍する人材を育成する狙いだ。

生命科学は社会のさまざまなところに浸透し、生命科学を学ぶことで身につけた考え方・知識や能力は、あらゆるところで課題解決に活用できる。一方、テクノロジーの進化によって、社会で必要とされるスキルやマインドも日々更新されている。

同大学は、Society5.0の社会を牽引する人材に必要なスキル3つについて、学科横断的に履修できる以下の3つのプログラムを新たに設置した。

(1)アントレプレナー養成プログラム
さまざまな領域でイノベーションを生み、新たなビジネスを起こす人材を養成するために、サイエンス・ビジネスへの関心・意欲と必要な基礎力を育てる。

(2)グローバルキャリアプログラム
地球規模の広い視野と、多様性に対応することのできる素養を育てる。

(3)データサイエンスプログラム
応用基礎レベルの知識・技術を習得するとともに、生命科学に特化したゲノムメタゲノム情報の利用や、医療ビッグデータを活用できる人材の養成を目指す。

21.1.7news2