京都栄養医療専門学校、メタバース等活用した遠隔教育モデル構築PJ発足
学校法人大和学園 京都栄養医療専門学校(京都府京都市、校長:影山 弘典)はこのたび、「栄養士・管理栄養士分野におけるメタバースを活用した遠隔教育モデル構築プロジェクト」を発足したことを発表した。
同プロジェクトは2カ年の事業計画で、給食関連の実習施設や企業内給食関連施設をメタバース化することにより、学生の給食施設に対する理解度を深め、主体的に実習に取り組める動機づけにつなげる。
同校では、従来、校外実習でしか経験できなかった内容を、メタバース空間を活用して事前学習等を行うことで、遠隔教育の推進や栄養管理・給食管理の職域の広さに気づくことができるようになり、就職活動における適正な進路選択の一助とすることなどが期待されるとしている。
現状、栄養士・管理栄養士分野の職業教育は対面を前提として設計されているが、メタバースやVRなどを導入することでイノベーションを起こすとともに、メタバースを活用した教材開発にも着手。企業等と連携し、学生のみならず一般従業員に対しても本事業で開発した教育プログラムを提供し、社会人層に向けた遠隔教育における教育効果についても追加で実証研究を行う予定だという。
学校法人大和学園のプレスリリースより