原点は「持続可能性」 組織も個人も成長する人的資本経営のために
本特集では、教育と人材育成の観点から、どのように人的資本経営を理解し、実践を進めていくべきかを考察する。そもそも人的資本経営が重視されるようになったのはなぜなのか、その原点と経緯を理解しなければ、取り組みは表面的なもので終わってしまうだろう。(編集部)
一朝一夕の話題ではない、
人的資本経営
新聞やビジネス誌などがこぞって取り上げる「人的資本経営」。企業の従業員を「資本」と捉え、その資本に投資を行うことでより高い付加価値を生み出そうという考え方だ。
人的資本がこれほどまでに注目されるようになった背景には、サステナビリティ重視の潮流と、有形資産から無形資産へという価値の重心の変化がある。本特集では、投資家の視点としてコモンズ投信代表の伊井哲朗氏に(➡こちらの記事)、グローバル動向と日本の課題という観点で経営学・人的資源管理論を専門とする神戸大学の上林憲雄教授にお話を伺った(➡こちらの記事)。
(※全文:2143文字 画像:あり)
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