HRテクノロジーの意味ある活用に必要なスキル・コンピテンシーの体系化
人的資本経営において重要性を増す人事部門。特に、『人』にまつわるさまざまな情報をテクノロジーの力で活用するHRテクノロジーの導入が各所で進んでいる。HRテクノロジーコンソーシアム理事の民岡良氏に、HRテクノロジーの正しい理解と活用のあり方を聞いた。
HRテクノロジーとは何か?
民岡 良
── 人的資本経営に注目が集まる中、勤怠管理や人事評価をデジタル化する「HRテクノロジー」を活用する企業も増えています。そもそも、HRテクノロジーとは何か、人的資本経営とどのような関係があるのでしょうか。
HRテクノロジーは、勤怠管理や採用、タレントマネジメントなど多岐にわたる領域を含んでいます。さらにそれぞれの領域がさまざまな言い方で説明されているので、非常に複雑化しており、これを把握しようとするとかえってわかりづらくなってしまいます。
あえてシンプルに申し上げると、限られた人材のリソースの中で効率性を保ちながら、生産性を維持・向上させていく企業運営のために活用すべきテクノロジーだということです。
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