京都銀行、「美術研究支援制度」により美大生の作品を購入

京都銀行は独自に設けた「美術研究支援制度」により、京都市立芸術大学の学生が制作した作品8点を購入した。

京都銀行は2001年、創立60周年を記念して同制度を導入。若手美術家の支援と芸術の振興を目的に、京都市立芸術大学の教員の推薦にもとづき同大の学生による作品を毎年購入している。作品は各店舗の応接室などに展示している。展覧会も行っており、2015年には同制度の15周年を記念して、「京銀コレクションの15年」と題して大規模な展覧会を開催した。

23回目となる今回は、日本画2点、油彩画2点、版画2点、陶磁器1点、漆工1点の計8点を購入。これにより、これまでの購入作品は計181点となった。

12月6日に京都銀行本店にて、制作者の学生や京都市立芸術大学の学長、京都銀行の頭取が出席して作品の受渡し式が行われる予定だ。

過去の購入作品は京都銀行のホームページから見ることができる。
https://www.kyotobank.co.jp/about/agaru/bijutu/index.html

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