小田急不動産、多摩大学との産学連携で小学生向けスクールをプレ開校

多摩大学(東京都多摩市、学長:寺島 実郎)と小田急グループの小田急不動産株式会社(東京都渋谷区、社長:五十嵐 秀)は、2022年6月18日に、小田急多摩線・栗平駅前で小田急不動産が運営するコミュニティ施設「CAFE & SPACE L.D.K.」を拠点に、小学生を対象とするスクール「マチカドこども大学」をプレ開校すると発表した。

この取り組みは、今年4月14日に多摩大学、小田急電鉄および小田急不動産の3者間で締結した「連携協力に関する基本協定」に基づくもの。産学連携によって社会課題の解決や共創による価値創造を目指す。

「マチカドこども大学」では、小学生を対象に、講義やワークショップ、社会科見学等、算数・国語・理科・社会等の科目に捉われない横断的な思考と探究型の学びを提供。地域に溶け込み、地域の人々も参加しやすいスクールにしたいとする。

今年度はプレ開校期間として、6月18日から児童の参加を募り、多摩大学の教員や学生による講義・ワークショップ等を約10講座開催する予定。

これらを通じて、ニーズの調査、認知の拡大、運営体制の構築等を行い、来年4月の本開校に向けた体制を整えていく。また本開校後は、周辺企業や地域住民の参画を促しコンテンツを創出する等、地域一体となった活動を推進するとしている。

22.6.16news3

6月5日に開催された試行講座の様子(小田急不動産株式会社のプレスリリースより)