宇宙科学技術等の次世代人材育成、STEAMフェスタ オンライン開催

大分県教育委員会は、宇宙科学技術等の先端科学技術分野を担う次世代人材の育成を目指そうと、1月31日(日)に県内の高校生向けにオンラインで宇宙や先端技術の講義などを行う「STEAMフェスタ(協力:株式会社Barbara Pool)」を開催する。

昨年、大分県教育委員会では、長期教育推進計画で県内の高校や小中学校でSTEAM教育を取り入れた教育モデルを実践する方針を決定。アジア初となる大分空港のスペースポート化構想も踏まえ、先端技術を活用できる次世代人材の育成を推進している。

STEAMフェスタでは、県内20校およそ150名の高校1〜2年生が、SDGs6番・水に関連した「THINK SPACE」「THINK OITA」の2コースのいずれかを選択して受講する。

「THINK SPACE」では、宇宙航空研究開発機構(JAXA)による講義を通じて、宇宙空間における水の起源や水の価値について考えるだけでなく、実際に国際宇宙ステーション(ISS)で使用されている素材を用いた実験を各学校で行ない、極限状態の宇宙でどのように水の循環が行われているのかを学ぶ。

「THINK OITA」では、Google Earthなどの衛星データや3Dマップを活用して地域の水の科学的・地理的特性を考えるとともに、デザイン思考を用いて課題解決するための発想力を養うとしている。

21.1.22news2

プレスリリース資料より