データサイエンス専門家の宮田裕章氏、飛騨高山大学・仮称 学長候補に就任

一般社団法人飛驒高山大学設立基金(代表理事 井上博成氏)は、11月5日に記者会見を行い、2024年4月の設立を目指す私立大学・飛騨高山大学(仮称)の学長候補に、データサイエンスを専門とする慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室 教授の宮田裕章氏(参考記事:https://www.projectdesign.jp/202008/clean-and-safety/008128.php)が就任すると発表した。

宮田氏は新型コロナウイルス感染症の拡大に際して厚生労働省とLINEにより行われた全国調査に携わるなど、データサイエンスやデータヘルス領域での研究・実践に取り組んでいる。

同校では飛騨市以外にも全国11カ所に拠点を設けることを予定しており、大学教育を通じてさまざまな人材が地域に根づいた拠点に集い、学ぶことで地域の活力や価値を創る場とし、持続可能な地域づくりへの貢献を目指すとしている。

会見ではこのほか、本校キャンパスの設計を国内外で幅広く活躍する建築家の藤本壮介氏(関連記事:https://www.projectdesign.jp/202102/pioneer/008902.php)が行うこと、設立する新学部の名称を経済学部から『共創学部』へと変更することが発表された。

21.11.8news2

宮田裕章氏

一般社団法人飛驒高山大学設立基金プレスリリースより