小学生が「桃鉄」をプログラミング!? 滋賀県でイベントを開催

株式会社アントレキッズ(東京都渋谷区)は公益社団法人 日本青年会議所 近畿地区 滋賀ブロック協議会と共同し、滋賀県に住む子供の学力向上を目的とした、桃太郎電鉄プログラミングイベントを開催すると発表した。株式会社コナミデジタルエンタテインメントより発売中の大ヒットゲーム「桃太郎電鉄〜昭和 平成 令和も定番!〜」のキャラクター等の許諾を受け、小学生がプログラミング言語「scratch」を使用して「桃太郎電鉄」のプログラミングを体験するイベントとなっている。

滋賀県の子供たちの平均学力は全国平均を下回っており、それはそもそもテストの問題を理解できていないといった読み解く力の不足にあると言われている。その解決策の一つとしてSTEAM教育が注目されており、全国の小学校でプログラミング教育が始まろうとしているが、滋賀県の公立小学校においてSTEAM教育が行われている事例はなく、新たな教育方法の活用に注目が集まっている。

今回の取組みでは、STEAM教育の一つであるプログラミング教育を活用した新たな教育方法を地域外企業と共に策定し、義務教育世代に体験を通じた新たな教育方法の実証実験を行い、その有効性についての提言を行うほか、教育関係者と共に認識を共有する。

また、滋賀県の小学校において、経験豊富な講師陣を擁する東京のプログラミング教室が課外授業を行い、「プロのプログラミング指導」を体感してもらうことで、現地スタッフの不安の払拭を図ることを目的としている。

21.6.21news3

株式会社スピードリンクジャパン・プレスリリースより