高校生の半数、大学生の6割が預貯金を行う 民間調査
SMBCグループのSMBCコンシューマーファイナンス株式会社は8月22日、「10代の金銭感覚についての意識調査2024」の結果を発表した。
調査は7月、全国の15歳~19歳の学生を対象に実施。高校生600名、大学生・短大生・専門学校生・予備校生(以下「大学生等」)400名の計1,000名から回答を得た。
収入状況について尋ねたところ、高校生では「収入はない」が27.7%、「収入はお小遣いのみ」が48.3%、「お小遣い以外の収入がある」が24.0%。大学生等では、「収入はない」が16.5%、「収入はお小遣いのみ」が17.5%、「お小遣い以外の収入がある」が66.0%だった。
ひと月あたりの収入とお小遣いの額を尋ねたところ、平均はそれぞれ、高校生では10,477円と3,764円、大学生等では40,826円と10,341円だった。
預貯金の状況について尋ねたところ、「している」が高校生では47.3%、大学生等では57.5%、「していないが、したいと思う」が高校生では44.2%、大学生等では33.5%に上った(画像参照)。
ひと月あたり使う金額について尋ねたところ、平均は高校生では4,679円、大学生等では21,287円。昨年の前回調査と比較すると、高校生では2,444円、大学生等では256円の減少。景気の先行きが不透明な中、節約意識が高まっているのではないかとしている。
人生を楽しむために一番大切にしたいと思うものについて尋ねたところ、全体でのトップは「趣味」(14.4%)。「自分らしさ」(10.4%)、「恋人・パートナー」(9.8%)、「家族」(9.4%)、「友人」(9.2%)と続き、「お金」は7位だった。
調査はこの他、学費などについても尋ねている。調査結果の詳細は以下から見ることができる。
https://www.smbc-cf.com/news/data/2024/08/news_20240822.pdf
SMBCコンシューマーファイナンス プレスリリースより