「科学的人事研究会」を発足 プラスアルファ・コンサルティング

株式会社プラスアルファ・コンサルティング(本社:東京都港区)は、これからの「働く」未来を良くしていくため、人材データの活用と分析による科学的人事の方法論の確立を目指し「科学的人事研究会」を発足した。

昨今、経営の舵取りを支えるためには、人事は今までの人材の管理業務から、経営に貢献する人事戦略を担う側へと、新しい役割が求められている。人材を育成し、パフォーマンスを高めるには経験や勘ではなく、人材情報、人材データに基づくエビデンスをもとに、人事戦略の意思決定につなげていくことが重要となっている。

こうした背景から、プラスアルファ・コンサルティングでは、座長に早稲田大学政治経済学術院・大湾秀雄教授を迎え、人事研究の有識者ならびに人事先進企業の担当者の参画を得て、最新の科学的人事戦略の動向についても着目しながら、人材データを人事戦略の意思決定に貢献させるにはどう活用していくべきか、人材データの活用と分析による知見を深め、科学的人事の方法論を確立するため、「科学的人事研究会」を発足した。

科学的人事研究会の発足にあたり、座長である早稲田大学政治経済学術院・大湾秀雄教授は以下のコメントを寄せている。

「人事データの活用に対する関心は高まっていますが、多くの人事担当者や経営者が、ダッシュボード上で様々なグラフを見るだけで満足してしまい、組織や人事制度の改善につなげていないのが多くの企業の現状ではないかと思います。科学的人事研究会では、戦略人事をどのように経営戦略に紐づけていくか、社員本位の施策立案のためにデータをどのように活用していけば良いか、といった本質的な議論を深めることで、人事にPDCAサイクルを導入し、経営課題の発掘と解決につなげていくことを目指しています」

21.6.16news2