プロティアン・キャリア教育を小学校で実施
一般社団法人プロティアン・キャリア協会 (代表理事:田中研之輔・有山徹)は7月20日、「現代版プロティアン・キャリア教育」授業を開発。中高生に実施してきたプログラムを小学生向けに改訂し授業を実施したことを発表した。
同協会では、自らの生き方・働き方をデザインし、「自身のありたい姿」を実現していく力を身につけるのがプロティアン・キャリア教育の目指す姿とし、2022年より、メンター、ファシリテーターによるプロティアン・キャリア教育授業を全国の中高等学校へ届けてきた。
今回実施したのは、世田谷区立瀬田小学校。授業は6月19日と26日の計2日間、6年生4クラスに2コマずつ授業を実施し、プロティアン・キャリア協会の教育ラボに所属する14名が、約140名の生徒一人一人と講義や座談会を通してプロティアン・キャリアを伝えてきた。
授業は、「第1部:楽しい未来の作り方~アイデンティティって何?」で、プロティアン理論の特にアイデンティティに特化して小学生向けに説明。自分自身の好きなものは何か、その理由は?そして好きなものは人によって違うし違っていていいということをクラスのみんなで考えた。
また、「第2部:いろいろな経験を積んだ大人の話を聞いてみよう」では、ライフラインチャートを用いて今まで失敗をしてきた大人たちとの座談会を実施。大人たちが各班をまわりながら一人一人のキャリアストーリーや失敗の意味付け、これから目指したいこと等を児童と共有。数多くの質問が飛び交い、働くということ、人生についてなど、各班自由に、そして活発に語り合う姿が見られたという。
プロティアン・キャリア協会は無償授業の申し込みを受け付けている。詳細はURLから。
https://protean-career.or.jp/protean-education
画像は一般社団法人プロティアン・キャリア協会のプレスリリースから。