東京理科大、大分県および同県国東市と包括連携協定を締結
東京理科大学は3月21日、大分県および同県国東(くにさき)市と包括連携協定を締結した。
昨年9月、東京理科大、大分県、大分県立国東高等学校が共同開発した高校生向けの宇宙ビジネス人材育成プログラムが、国の2024年度「宇宙航空科学技術推進委託費」に採択。
「宇宙志向ビジネスを先導する人材を育てるBootcamp in 大分」と名付けられたプログラムは、全国の高校生が国東高校の生徒とともに複数回の合宿を行い、ワークショップやPBLを通じ、宇宙分野のアントレプレナーシップを育むというもの。
大学生をメンターとして参加させることで、宇宙ビジネス人材育成の担い手の育成も図る。
こうした協力関係をさらに深め、宇宙分野をはじめとした科学技術による地域振興や地域課題解決を図るべく、この度連携協定を締結した。
各々の強みを活かすことで、県、ひいては日本全体の未来を支える人材を育成していきたいとしている。
締結式の様子。左より、松井督治・国東市長、石川 正俊・東京理科大学長、佐藤樹一郎・大分県知事。大分県プレスリリースより