デジタル端末を利用した授業に肯定的な保護者が8割以上

菅公学生服株式会社(カンコー)は1月28日、学校教育におけるデジタル端末利用への保護者の評価に関する調査の結果を発表した。

GIGAスクール構想のもと推進されている、1人1台のデジタル端末を利用した授業について、保護者はどのように感じているのか調べた。

調査は12月、小学生、中学生、高校生の子どもを持つ保護者を対象に実施。各800名、計2,400名から回答を得た。

子どもは学校の授業においてデジタル端末を利用しているか尋ねたところ、「利用している」は全体で82.0%。小学生では84.5%、中学生では81.6%、高校生では79.9%と、初等教育においてより利用されていることが判明した。

デジタル端末を使った授業についてどのように感じているか尋ねたところ、全体で「とても良い」は26.0%、「まあ良い」は58.6%。良いと感じている保護者が8割を超えた。

小学生(84.6%)、中学生(84.2%)、高校生(84.0%)で違いはほとんど見られなかった。

それぞれの回答をした人に理由を尋ねたところ(自由回答)、「とても良い」、「まあ良い」については「今の時代に必要だと思う」、「社会に出れば必須」、「早くから慣れるのは良いから」、「家では教えられないから」、「効率よく勉強できるから」といった回答が見られた。

一方、「あまり良くない」、「とても悪い」については、「目が悪くなる」、「書く力がなくなる」、「SNSやYouTubeも見られるから」、「遊んでしまうから」、「故障などのトラブルもあるから」、「毎日の持ち帰りでランドセルが重い」といった回答が見られた。

調査結果の詳細は以下から見ることができる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000169.000085588.html

小学生、中学生、高校生の子どもを持つ保護者に、デジタル端末を使った授業についてどのように感じているか尋ねた結果。カンコー プレスリリースより