神戸大学とWith The World　国際交流の評価システムを共同研究

株式会社With The World（本社：神戸市）は、神戸大学・大学教育推進機構の横川博一教授と共に、「国際交流プログラムにおける評価システムの構築」を目的とした産学連携協同研究プロジェクトを、神戸大学産官学連携本部の協力により開始する。この研究では、With The Worldが展開する国際交流プログラムが、外国語のコミュニケーション能力向上においてどのような有効性があるかを分析・検証していく。

With The Worldは、日本の中学校・高校などの教育機関向けに、海外の生徒と交流するオンライン国際交流プログラムを提供している。コロナ禍で海外に行く機会が減ってしまった現在の状況の中で、オンラインという方法を用いることで、海外に住む同世代と顔を合わせ議論が生まれる貴重な機会となっている。

今までWith The Worldのプログラムに参加した学校は、オンラインを用いた国際交流の意義を高く感じており、参加校も増加している。しかし、従来の研究では、このような国際交流プログラムに対する、言語・情意など包括的・総合的な評価システムは確立していないのが現状だ。

今回の共同研究では、With The Worldが蓄積するプログラム参加実績（授業データ）を分析し、オンライン国際交流プログラムに対する総合的な評価システムを確立し、プログラムの教育効果の検証を進めることを目的としている。この検証を通して、英語力を始めとした異文化コミュニケーション能力、課題解決能力などを効果的に向上させる授業実践へつなげることを目指している。

株式会社With The World・プレスリリースより