文科省、ギフテッドの支援方法開発事業の公募を開始
文部科学省は1月21日、2025年度「特定分野に特異な才能のある児童生徒への支援の推進事業」の公募を開始した。
突出した才能を有する児童生徒(いわゆる「ギフテッド」)は、まさにその才能や認知・発達の特性ゆえに、学習や学校生活に困難を抱えることがある。そうした児童生徒の支援方法を開発することを目的に、2023年度に始まったのが同事業。以下の3つの試みに対して資金を提供する。
①学校と連携した学習・支援プログラムの提供及び評価の在り方に関する実証研究
②学校と連携した地域単位の相談支援体制の構築等に関する実証研究
③全国単位の相談支援体制の構築等に関する実証研究
応募できるのは、都道府県もしくは市町村の教育委員会(ただし③は除く)、および法人格を有する団体。
採択されると、①、②については年間最大1,100万円、③については年間最大1,000万円の支援が2年間受けられる。
①、②については各2件、③については1件の採択を予定している。公募締切は2月21日。
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