令和の社会人に求められる創造性 経験と知を編み、自分だけの発想を生む

職場で「新しい、斬新な発想を」と求められても、自分にはできないと悩むビジネスパーソンも多いだろう。『IDEA HACKS!』などの著書をもち、アイデア発想に詳しい龍谷大学客員教授の原尻淳一氏に、誰もがクリエイティビティを発揮するために必要な視点とマインドについて聞いた。

原尻 淳一

原尻 淳一

Harajiri Marketing Design 代表取締役、
龍谷大学 客員教授
龍谷大学大学院経済学研究科修士課程終了後、大手広告代理店に入社し主に飲料のブランドマーケティング業務に携わる。その後エンタテインメント会社に転職し、マーケティング部門を統括。アーティストのマーケティング戦略、映画の宣伝戦略、アニメの事業戦略の立案を行い、大ヒットに導く。現在はマーケティングコンサルタントのほか、龍谷大学客員教授として「知の技法」「マーケティング」の講義等に加え、一般社団法人みつかる+わかるの代表理事として新しい学びの方法も探究する。著書に『IDEA HACKS!』(東洋経済)、『ビジュアル マーケティング・フレームワーク』(日経文庫)等がある。

マーケテイングと
クリエイティビティの関係

大手広告会社やエンタテインメント業界でマーケティング事業に携わり、現在はマーケティングコンサルタントとして活躍する原尻氏。アイデア発想の好著『IDEA HACKS!』で知られ、龍谷大学で客員教授として教鞭も執っている。

近代マーケティングの父と呼ばれるフィリップ・コトラーが体系化したマーケティングの概念は、市場分析、事業戦略、顧客分析、商品開発、ブランド開発、価格、流通システム、そして最新のWEB技術と実に幅広い領域に及んでいる。

(※全文:2191文字 画像:あり)

全文を読むには有料プランへのご登録が必要です。