クリエイティブカンパニーの組織づくりに学ぶ 創造性を引き出すティール組織
デジタル技術が社会に浸透した今、クリエイティブのあり方は大きく変わり、求められる能力・資質も変化している。資生堂グループのクリエイティブを担う、資生堂クリエイティブ代表の山本尚美氏に、クリエイティビティのための組織構築と人材育成への取り組みを聞いた。
デジタル社会で変化する
クリエイターに必要な能力
山本 尚美
── 山本様は30年以上にわたり資生堂で広告やブランドのクリエイティブに携わってきました。社会が大きく変化している今、クリエイターに求められる資質・能力をどう見ていますか。
山本 資生堂初代社長の福原信三が薬局から化粧品ビジネスに軸足を移した際、技術や研究と同様に、パッケージや広告における意匠が、プレステージな表現や高品質感など他との差別化から重要なものであると位置づけ、資生堂は連綿とクリエイティブを重視してきました。
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