教える人・学びたい人をマッチングする「MENTA」に見る学習トレンド

ランサーズ株式会社のグループである、教える人と学びたい人のオンラインマッチングサービス「MENTA(メンタ)」は、2024年2月に累計登録者数が10万人を突破したと発表した。学び直しやスキルアップがしたいメンティー(学ぶ側)と、自身のスキルや経験を活かした仕事獲得や副業を希望するメンター(教える側)双方の需要と供給が高まり、登録者は約2年間で倍の5万人増加した。

MENTAとは、現役のエンジニアやデザイナーと学びたい人をオンラインでマッチングするメンタリングサービスだ。個人同士が教え・学び合う場の提供を通じてリスキリングを支援している。昨今、学び直しを始めやすい環境の整備が進んでいることや、様々な目的により学び直す意識が向上したことでメンティー(学ぶ側)の登録者が増加していると見られる。また、メンター(教える側)においても、自身のスキルや経験を活かした仕事獲得や副業ができるため、双方の需要と供給が高まり、累計登録者数が10万人を突破した。

「MENTA(メンタ)」における2023年の実績と学習トレンドを見ると、人気の学習プランは「プログラミング」「デザイン」に加え「語学」がトレンドイン。デジタルスキルである「プログラミング」「デザイン」領域では、未経験や初級者向けプランが人気で、転職や副業、スキルアップなどを目的として新たにデジタルスキルを身に付けたいというニーズが高いと見られる。

「ビジネス」領域では、幅広い内容の学習プランが出品されているなかでも、資料作成のノウハウやフリーランスとしての仕事獲得方法などをメンターに相談している。また、デジタルスキルではないものの、「語学」もトレンドインした。海外渡航やインバウンドが復活したことに伴うニーズが推測できる。

ランサーズ株式会社・プレスリリースより