文科省、7月に「Funds Forum 2025」を開催 教育・文化系団体がファンドレイジングの好事例を共有

文部科学省は7月3日、シンポジウム「Funds Forum 2025」を開催する。

教育および文化分野の法人や団体が資金を調達するためには、どのような体制整備やファンドレイジング活動が必要なのかを、第一線で活動する実務家らが、自身の事例をもとに議論する。昨年度までは「寄附フォーラム」として開催されていたが、今回より改称された。

神山まるごと高専ディレクターの田中義崇氏による基調講演に続いて、2つのパネルディスカッションが行われる。

1つ目の「ふるさと納税・企業版ふるさと納税をはじめとした多様なファンディングについて」では、教育分野の法人・団体から田中氏および名城大学事務局次長の鶴田弘樹氏が、文化分野の法人・団体から「Art Collaboration Kyoto」実行委員会マネジングディレクターの服部陽子氏および京都府文化生活部理事の大石正子氏が登壇。
 
2つ目の「地域に根差したファンディングについて」では、教育分野の法人・団体から広島大学理事・副学長の津賀一弘氏および学校法人立命館総務部長の酒井克也氏が、文化分野の法人・団体から公益財団法人札幌交響楽団総務営業部の奥山大介氏が登壇。

寄附を増加・多様化させるために、寄附受入れ側には何が求められるのかを議論する。

文科省3階第一講堂にて、14:00から18:30にかけて開催。参加無料、要申込(6月26日まで)。定員500名。

詳細は以下より。
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/mext_01513.html

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