神戸女学院大、ザ・シンフォニーホールと連携協定を締結

神戸女学院大学は3月19日、株式会社ザ・シンフォニーホールと連携協定を締結した。

ザ・シンフォニーホールは大阪市にて、同名のクラシック音楽専用のコンサートホールを運営。同ホールはヘルベルト・フォン・カラヤンが「世界一の響き」と評するなど、クラシック音楽界において殿堂とされている。

一方、神戸女学院大は私立学校としてはもっとも古い(1906年設置)音楽学部を有し、120年近く音楽家の養成に取り組んできた。

連携により、音楽そのものに加え、コンサートや文化事業の企画・運営等を通じ音楽文化に貢献できる人材を育成する。

具体的には、ザ・シンフォニーホール取締役ゼネラルマネージャーの喜多弘悦氏が、神戸女学院大にて「イベント企画制作」の授業を担当。ザ・シンフォニーホールの経営を通して得たマネジメントやマーケティングの知見を教授する。

加えて、学生がコンサートの企画・制作に参加。プロモーションからマネジメントまですべてのプロセスに参加し、来年2月の上演を目指す。

音楽を通して人や社会に寄り添い、地域と文化に貢献できる人材を養成したいとしている。

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