98%の学校が再開 公立の約半数は短縮授業や分散登校 文科省調べ

文部科学省は6月3日、新型コロナウイルス感染症に関して、幼稚園、小学校、中学校、高校及び特別支援学校等の再開状況(6月1日12時現在)を発表した。

6月1日現在で学校を再開している学校の割合(全国)は98%となった。小中学校では公立の99%が再開しているのに対して、私立は小学校91%、中学校92%にとどまっている。高校の再開率は公立が100%、私立は94%だった。

公立学校のうち、全校生徒が毎日登校し、通常通りの時間割を実施している「学校全面再開中」の学校は55%だった。全校生徒が毎日登校しているが、午前授業など一部の時間割を実施している「短縮授業実施中」の学校は17%。ソーシャルディスタンスを保つために、登校する学年を順次変えたりなどして週に1回以上回登校させて授業を実施している「分散登校実施中」の学校は27%だった。

 短縮授業又は分散登校を実施している公立学校の学校全面再開予定日は、6月 15 日から 19 日までが41%を占め最も多かった。

調査詳細はhttps://www.mext.go.jp/content/20200603-mxt_kouhou01-000004520_4.pdfから。

2020.6.4(1)