「大学における教育内容等の改革状況」(令和3年度)公表 文科省
文部科学省は9月8日、大学における教育内容等の改革状況(令和3年度)について調査を行い、その結果を公表した。
調査結果の概要によると、近年各大学によって取り組まれるようになり、全国的にはまだ普及していないが、進展があった事項として以下の事項を挙げている。
・学部段階において、カリキュラム編成上の取組としてナンバリングを実施している大学数
…H29:360大学(48%)→R03:539大学(72%)
・学部段階における成績評価基準の明示について、一部の科目をルーブリックにより明示している大学数
…H29:159大学(21%)→R03:242大学(32%)
・教員の業績評価として、ティーチング・ポートフォリオを導入している大学数
…H29:199大学(26%)→R03:297大学(38%)
この他、特記事項として、社会に対して積極的に説明責任を果たしていくための取組として、「教学マネジメント指針」において社会からその公表が強く求められている下記項目等の公表は、十分とは言えない状況にあると指摘している。
・学生の学修時間を公表している大学は約51%
・大学の教育研究活動を通じた学生の成長実感を公表している大学は約39%
・教員一人当たりの学生数を公表している大学は約64%
調査結果の詳細はURLから。
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/daigaku/04052801/1417336_00010.htm
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