実践女子学園と電通大、教育研究の強化に向け連携協定を締結

学校法人実践女子学園は2月28日、電気通信大学と連携協定を締結した。

同学園は実践女子大学とその附属中高一貫校を運営。連携により、単位互換制度による教育研究の強化や、中高大接続を図る。

単位互換制度とは、一方の大学で履修した授業を、もう一方の大学の単位として認定する制度。電通大の科目を通じ、理工系分野の学びの充実を図る。同制度は2025年度から施行される予定。加えて、共同研究や女子中高生へのSTEAM教育の提供も行っていくとしている。

電通大にとっては初の女子大学との連携、実践女子学園にとっては初の国立大学との連携となる。

木島葉子・実践女子学園理事長は「理工系分野の実践的な学びの機会を広げることで、社会で活躍する女性を一人でも多く輩出していきたい」、田野俊一・電通大学長は「良質な教育研究には不可欠な、ダイバーシティの拡大を期待していきたい」と述べた。

締結式の様子。中央左が田野俊一・電通大学長、中央右が木島葉子・実践女子学園理事長。電通大プレスリリースより