知人からの「お墨付き」で内定獲得 就活支援サービスがリリース

スマートフォン広告事業を提供する株式会社WEBY(東京都中央区)は、新卒向けセルフリファレンスチェックサービス「OSUMITSUKI」をリリースした。

「OSUMITSUKI」は、新卒で就活をしている学生が、自分の他己評価をエントリー企業へ送れるサービスだ。現代の就職活動では、学生が自身をアピールするための「自己PR」「学生時代に頑張ったこと」を伝える際に、部活やゼミ、インターン、アルバイトといった、自身が所属していた組織内での活動や活躍内容が中心となっている。

これに対し企業側は、書類選考と面接の中で学生の性格や能力を判断し、採用活動を行っている。そんな学生の本質を簡易的に判断できるのがセルフリファレンスチェックサービスの「OSUMITSUKI」だ。

学生が自身の他己評価をもらう対象者は様々で、学生の所属していたゼミの教授、部活動の顧問、インターンの社長、アルバイトの店長などが挙げられる。サービスの流れとしては、学生自身が頑張ったとアピールする組織での社会人へ回答を依頼。その後、回答をOSUMITSUKI管理局が確認後、学生自身でエントリー企業へ送ることができる。

回答については信憑性の確保の観点から、学生が依頼した社会人と同一の人物であるかを確認している。確認方法としては、社会人の回答の際に身分証、名刺の提出が必須となっており、OSUMITSUKI管理局が情報の一致確認後、初めて企業へ送ることができる。また、学生自身がエントリー企業へ送る際は、個人情報を伏せて送られることになる。WEBYでは「OSUMITSUKI」について、今後、順次機能のアップデートを行っていくとしている。

22.1.7news1